最近は、ノンワイヤーブラ(ソフトブラ)の品揃えが増えています。
ボディヒンツでも『やさしい』をテーマに、天然素材を中心にブラのバリエーションを広げています。お客様からもご注文前のご相談が増えてまいりました。
よくあるご相談は…
・よりやさしい着け心地のブラは?
・ノンワイヤーで楽ちんながらも、1番フィット感が良いブラは?
・肌にやさしい仕様のブラは?
・私はどのサイズ?
・ブラとショーツ、コーディネートできますか?
・急に敏感肌に…。天然素材を皮膚科ですすめられたけど…? etc…
ボディヒンツのブラを選ぶメリットとは…
・素材の特性を活かしたデザインや仕様が色々ある
・デリケート肌で天然素材の中から探してる方も、デザインが選べる品揃え
・ブラとショーツのコーディネートの幅が広がる
・カップ出し入れ可能タイプが多いので、自分で調節できる
・デイリーユース、マタニティ、急な体調・お肌の変化に寄り添うアイテム etc…
ブラ選びの目安になる!ボディヒンツブラの「引張試験」とは?
日々の暮らしにやさしい下着のお店『ボディヒンツ』の運営元である「株式会社タカギ」では、より良い商品をつくるために、着心地改善の指針となる試験を繰り返し実施しています。
素材・デザインだけでなく、数値で《見える化》し、ご購入の際の目安になればと考えました。
今回は、ノンワイヤーブラ(ソフトブラ)【アンダーバスト編】を実施!
オートグラフ(精密万能試験機)試験について
タカギでは、ストレッチ性のある生地やゴムの物性を引張試験で測定しています。
でも、材料単体で試験したデータをみても、着用感に結び付けるのはなかなか難しい…。もっと有効な試験方法がないのか…?被服圧(着圧)を測るのがベストかもしれないけど、いまだ確立されてないし…。
そうだ!完成品(商品)になった状態で、引張試験に掛けたらいいんじゃない?っということで、やってみました!
オートグラフを使用して、ノンワイヤーブラのアンダーバストの伸長性を同じ条件で測定。
製品の特性(ストレッチ性・フィット性)を推測する手掛かりとし、当社基準ではありますが【着用感】を数値化して導き出し、相対比較できるデータにしてみました。
試験方法
① オートグラフにセットした治具(※タカギオリジナル)にブラのアンダー(裾)前後の中心を引っかける
② アンダーバストを40cmになる状態まで引張
③ アンダーバストを30cmになる状態まで戻す
上記を繰り返す。(※デマッチャー試験)
データ項目は?
アンダーバストを80cmまで伸ばすのに必要な【荷重①】と、着用時(アンダーバスト70cmと仮定)に掛かっている【荷重②】を測定。
アンダーバスト65cmから75cm間のデータを用いてグラフの傾きを算出。
アンダーバスト70cmにおけるロード時(伸長時)と、アンロード時(戻り時)の【荷重差】を算出。
その荷重差が試験力の目安数値となり【着圧感の指標】と設定する。
ソフトブラの場合は、アンダーバストを負荷の掛かってない状態から着用範囲(Mサイズなら65~75cm)まで引っ張り、そのときにどれだけ力が掛かっているのかを測定すれば、着用時の被服圧の強弱がイメージできると仮定。
実際に人体に掛かっている数値とは違いますが、同条件で試験すれば、商品同士の比較も数値化できるのではと考えました。
スーピマコットンブラ比較・・・赤ライン:サポートリラックスブラ(R099)、青ライン:超立体ハーフトップブラ(R051)
グラフのカーブがゆるい方が、サイズによる着用感の差がない=ゆるめのフィット感!
数値化したデータを元に【着用感目安表】を作成
☑ アンダーバスト(後ろ幅)が細いタイプほど、着圧感が強い傾向にある
⇒面積が狭い分、力が分散しないから?
☑ アンダーバスト(後ろ幅)が広いタイプほど、着圧感が弱い傾向にある
⇒シルエット的には、ハーフトップ型
表にあるブラを詳しくみたい方はこちら⇒
まとめ
いかがでしょう?ご購入の際の目安になりそうでしょうか?
デザイン・仕様・パターンが違えば、同素材でも着用感は変わると予測。
上記で導き出した測定値は、目安であり、着用感は個人により感じ方が違う事もあります。
素材・サイズ・用途などから、気になるノンワイヤーブラをセレクトいただき、ご自分に合ったアイテムを、見つけていただけましたら幸いです。
次回は…『測定値と、人の着用感はまた微妙に違うんです!』
実際に着用した社内モニターの声を元に、ノンワイヤーブラのあれこれ&選び方をフリートーク!
きっと商品選びにお悩みのお客様への良きアドバイスワードが見えてくるはず!
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