「ババシャツ」と聞くとどんなイメージがありますか?
おばあちゃん(年配の人)が着るもの、ダサい、暖かい、ベージュの肌着…、などなど。
本日は、ババシャツの歴史や人気の秘密を解説します!
ババシャツの由来とは
ババシャツは、「スリーマー」と呼ばれる女性用肌着の異名です。
昔の肌着インナーと言えば、ベージュ(肌色)や淡いピンク色で、袖や胸元にレースがあしらわれているものが主流でした。
中高年の女性が好んで着ていたり、見た目がオバさん(ババァ)くさいシャツ=ババシャツとして、1990年代半ば頃から呼ばれるようになりました。
ババシャツのメリット・デメリットは?
ババシャツのメリットは、薄くて暖かいこと。寒い冬でも重ね着せず1枚でぽかぽか♪また、綿100%のものが多く、肌にやさしいのも嬉しいポイントです。
ババシャツのデメリットは、「とにかくダサい」こと…。
しかし、1度着ると手放せなくなる暖かさから、女子高生の間でババシャツブームが到来!
カラーやデザインなど洗練されたものが各メーカーから発売され、若い女性も抵抗なく着用できる冬の定番肌着として主流になっていきました。
今ドキのおしゃれなババシャツの特徴とは?
ババシャツを着ているところは絶対に見られたくない!薄くて暖かいから仕方なく着てるだけ…。
そんなネガティブなイメージだったババシャツと、最近のおしゃれなババシャツの違いをご紹介します。
昔のババシャツの特徴 | 今のババシャツの特徴 | |
機能性 | 薄くて、暖かい | 薄くて、暖かい |
デザイン | 袖や胸元にレースがあしらわれている | レースはなくシンプル。チラ見えしないよう、襟ぐりが広め |
カラー | ベージュ(肌色)、淡いピンク | ブラック、ネイビー、濃いめのグレーなど多色展開 |
素材 | コットン | ポリエステル、アクリルなど化学繊維 |
昔ながらの綿100%ババシャツもおしゃれに!
最近では、化学繊維のインナーを着ると、肌がかゆくなったり、チクチクしたり、かぶれてしまう敏感肌の方が増えています。
そんな方でも安心して着用できる、カラー豊富でノンレースのシンプルなインナーをご紹介します。
綿100%のババシャツ
薄くて暖かいババシャツと言えば、綿100%のものが主流ですが、シルク100%のものも、冷えとり温活素材として人気急上昇中なんです!
着た瞬間は、綿と比べるとヒヤっとしますが、着ていると肌と一体化しているような心地よさ…。寒い屋外では保湿と保温効果、暖房がきいている屋内ではやさしく体温調節してくれる万能素材です。
シルク100%のババシャツ
他にも、お肌の乾燥が気になる方に人気の”着るだけスキンケア♪”米ぬかの保湿成分を練り込んだインナーもおすすめです。
米ぬか繊維のババシャツ
まとめ
寒い日は、おしゃれとは無縁!重ね着して着ぶくれしてもお構いなし!な時代は終わり、薄くて暖かいババシャツのおかげで、寒い冬でもおしゃれに快適に過ごせるようになりました。
安価な化繊インナーが主流ですが、お肌に1番心地よい「天然繊維」のババシャツをおすすめします☆
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