早いもので、来週からはもう7月ですね。
昼と夜の気温差、暑い屋外とエアコンの効いた室内の温度差など、身体に負担がかかるこの時期ですが、体調を崩していませんか?
実は、夏場の体調不良の多くは『冷え』によるものだと言われています。
今日は、夏の冷え対策に『腹巻パンツ』がオススメ!というお話です。
腹巻パンツとは?
説明するまでもないかもしれませんが、腹巻とパンツが一体化したもののことです。腹巻ショーツや腹巻付きパンツ、最近ではボディウォーマーパンツとも呼ばれています。
上は腰のくびれ部分あたりまであり、お腹と腰をすっぽり包み込んでくれます。下は普通のショーツ、3分丈ボトム、足首までのレギンスなどの種類があります。
冷えの原因は下半身
女性なら多くの方が実感があると思いますが、冷房の効いた室内で冷えるのは主に下半身ですよね。夏でもひざ掛けは欠かせない、足先はいつも冷たい、という人が多いのではないでしょうか?
正確に言うと『夏の冷え=下半身の冷え』なんです。つまり、下半身を温めることが夏の冷え対策には重要!
下半身を温めるには?
ひざ掛けで温めているけど全然温まらない…とお悩みの方へ。実は、膝やふくらはぎを温めるのはあまり効果的ではないんです。
人間の身体を温める時は『3つの首』が大事だとよく言われます。これは首、手首、足首のことで、どれも太い血管が皮膚の近くを通っています。
血管が皮膚の近くを通っているということは、外から血液を温めやすく、血管が太いということは、たくさんの血液が流れているということ。つまり簡単にたくさんの血液を温められるんです。温められた血液は全身を巡るので、冷えを改善してくれます♪
ただし3つの首は、温めやすい反面、冷やされやすいというデメリットもあります。
特に足首は、心臓から遠くて血流が悪くなりがち。足先は、汗をかきやすいこともあり、身体の中で最も冷えやすいところなんです。
そこで、実はもう1つ重要なのが、『鼠径部(そけいぶ)』脚の付け根、股関節の部分です。
鼠径部には「大腿動脈」という肌の表面に近い中では2番目に太い血管が通っています。鼠径部をしっかり温めることで、温かい血液を下半身に運び、さらに足首で少し冷やされた血液をすぐに温め直すことができるんです!
血液が足先に行くまでに冷えきってしまわないので、下半身冷えの解消につながります。
『鼠径部を温める=お風呂の追い炊き』のような効果だと思っていただくと、イメージしやすいかもしれません。
ちなみに鼠径部には、リンパ節もたくさんあるので温めると一石二鳥ですよ♪
腹巻パンツのメリット
冷えてお腹が痛いとき、お腹を温めますか?
ある時気づいたんです。実は腰がすごく冷えてることに…。お腹よりも腰を温めるとすぐに楽になりました。
今、自分の腰を触ってみて、冷たい方は要注意!
腹巻パンツは、鼠径部から腰まですっぽりフィットして包んでくれるので、とても暖か。しゃがんでも背中や腰(素肌)がインナーでおおわれているように見えるので安心です。
夏の冷えでお悩みの方は、ぜひ腹巻パンツで腰~鼠径部ケアをお試しください。
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