秋冬コーデに人気のタートルネックのニットやセーター。
暖かくてかわいいから着てるけど、実は首元がチクチクするから苦手…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本日は、タートルネックとハイネックの違いと、快適に着用できるヒントをご紹介します。
タートルネックとは
「タートル(亀)のような襟」という意味のファッション用語です。
首より高さがある襟のため、通常は、長い襟を首元で折り返して着ますが、折らずにクシュクシュさせるコーディネートも人気です。
タートルネックは、ハイネックと比べて襟が高く、首にぴったりフィットするため、保温性に優れています。
タートルネックの中でも、首まわりがゆったりしてボリュームがあるものを「オフタートルネック」、襟を折り返さずに高さを出してゆったり着る「ルーズタートルネック」などの種類があります。
ハイネックとは
その名のとおり「高い襟(high neck)」、高く立ち上がった襟のデザインを指します。
首に沿った長い筒状の襟という点ではタートルネックと同様ですが、ハイネックは基本折り返さずに着用します。
首元を折り返さなくても、首が見えない状態になるのが特徴です。
他にもハイネックと同様に、折り返さずに着用する「ボトルネック」と「モックネック」があります。
ボトル(瓶)の口のような形状から名付けられたボトルネックは、本体から襟まで1枚の布でつながっており、首元に切り替えがないのが特徴です。
ハイネックと比べて、襟が低めで幅が広いため、首元がすっきりとした印象になります。
モック(mock)とは、「見せかけの」「偽の」と言う意味で、当初は「タートルネック風」「折り返さないタートルネック」として使われていました。
現在では、短めのハイネック、またはハイネックと同じような意味で使われています。
タートルネックとハイネック、自分に合うのはどっち?
ご自身の首まわりや体型に合ったものを選ぶことで、スタイルアップやコーディネートの幅が広がります。
タートルネックが似合う人と選び方ポイント
首が細く長めの方は・・・
フィット感のある、首と襟の隙間が少ないものがおすすめ。襟をクシュッとたるませたり、中間あたりで折り返したりして着るとGOOD!
首が太く長めの方は・・・
高さのある厚手のゆったりとしたものがおすすめ。襟にボリュームがあるので、がっちりとした印象を和らげる効果があります。
ハイネックが似合う人と選び方ポイント
首が太く短めの方は・・・
厚手でゆとりのあるハイネックは、しっかりと襟元が立つので、首を細く見せてくれます。薄手のハイネックなら、襟をクシュクシュッとたるませることで、気になる首周りをカバーしてくれます。
首が細く短めの方は・・・
ハイネックの中でも、襟が立ち上がるようなデザインになっている「ボトルネック」がおすすめ。首の始まりが実際の位置より下に見え、首の長さを演出できます。
タートルネックやハイネックのチクチク対策
防寒にも最適なタートルネックニットやハイネックセーター。
皮膚の薄い首に直接触れると、チクチクかゆい、痛いと感じる方へ、簡単お悩み解決法をご紹介します!
素材を変えてみる
ニットやセーターの素材として多いのが、「毛」と表記されている「羊毛(ウール)」を使用したもの。
繊維が太く固いものが多いため、肌に繊維が刺さって刺激になります。触ってみてゴワゴワしているものは繊維が太く、着用するとチクチク感じやすいです。
ウール100%でも、16.5ミクロンの極細ウールを使用しソフトタッチに仕上げた生地なら、敏感肌の方も安心して防寒対策できます。
ハイネックインナーでカバーする
お気に入りのタートルネック、ハイネックアイテムを着たい!けどかゆい(>_<)っとお悩みの方には、インナーでカバーする方法がおすすめです。
お肌と最も相性の良い「シルク100%素材」なら、薄手ですっきり着こなせます。
ふわっふわの肌触りが心地良い「綿100%ガーゼ」も敏感肌の方に人気です。
まとめ
おしゃれはもちろん、防寒としても人気のタートルネックコーデ。
チクチクかゆいのを我慢して着ていた方も、素材を変えてみたり、肌にやさしいハイネックインナーを活用して、寒い日も快適に過ごせますように…!
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