9月中旬、15年ぶりの海外出張…
日々の暮らしにやさしい下着『ボディヒンツ』で使われている生地は、運営元である(株)タカギオリジナルのものが多いです。
国内外で糸を手配し、国内の希少な編機で生地にしています。
今回の出張は、糸の仕入先の1つであるイタリア・ヴェネツィア郊外にある紡績会社や、ミラノ郊外で開催された展示会に訪問するのが目的でした。
まずは、ヴェネツィアへ…
イタリアで100年以上もの歴史を持つシルク専門メーカー「ONGETTA(オンゲッタ)」を訪問しました。
残念ながら、紡績会社の中は撮影出来なかったのですが、玄関に展示してあったライダースーツを撮影。
ONGETTAは、ヨーロッパで開催されているバイクレースチームのメインスポンサー。ヨーロッパは、バイクや自転車のレースが、大変な人気とのこと。
せっかくなので…≪THEヴェネツィア≫的なスポットを観光
有名なサン・マルコ寺院。改修工事中でした…。
サン・マルコ寺院の歴史は、西暦828年にヴェネツィアの商人がエジプトのアレキサンドリアから聖マルコの遺体を持ち帰ったことに始まります。
中学生の頃に観た、武田鉄矢主演の『ヨーロッパ特急』という映画を思い出しました。
観たことがある方はいらっしゃいますか…?
同行していた社長を、こっそり撮影。着ているのはAROMATIQUE製品です。
出張後半はミラノへ…
ヴェネツィアから列車でミラノに移動。
日本では、ありえないですが、列車の乗降口と駅のホームの段差が50cmほどあり、大きな荷物があったり、脚の不自由なお年寄りなんかは乗り降りが大変です。
ただ、乗客同士、無言の連携で協力して、荷物を上げ、お年寄りの手をとるのが自然に出来ていて、とてもスマートです。
ミラノの国際的な糸とテキスタイルの展示会“FILO”。
より上質な素材を求め、今回はコットン、ウール、シルクを中心に探索しました。
せっかくなので…≪THEミラノ≫的なスポットを観光
夜空に浮かぶミラノのドゥオーモ。
1386年から建築が始まり、500年後の19世紀に完成した世界最大級のゴシック建築の大聖堂です。
街中はアスファルトじゃなくて、石畳…狭い路を路面電車が縫うように走ります。
いろんなイタリア料理を食べましたが、気に入ったのは、シンプルで定番の生ハムとモッツァレラチーズのコンビでした。
日本よりも少し肌寒い…秋のイタリア旅行におすすめ
有意義な出張でしたが、往復ともにドイツのミュンヘンでトランジット…計27時間のフライト…。188cm・77kgの私には、エコノミーシートはツラかった…。
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