本日は、ボディヒンツの日本製商品、ほぼすべてを生産している、国内自社工場「タカギクラフトリエ株式会社」のご紹介です。
(株)タカギでは、国内長崎、ベトナム、中国の3ヶ国にある自社工場(中国のみ合弁)で、商品のコンセプトにあった生産体制、コスト管理をして、安定した商品供給を実現しています。
今回ご紹介する長崎工場は、1984年5月、長崎県西彼杵郡琴海町に「株式会社ナガサキタカギ」として設立しました。
そして、2018年10月に「タカギクラフトリエ株式会社」に社名変更し、現在約30名の方が働いています。
いざ!タカギクラフトリエへ
タカギクラフトリエは、日本の西の端、長崎県長崎市にあります。
長﨑空港からフェリーで、大村湾を横断。天気が良い日は本当に気持ちがいいんです♪
この日は、バス、電車、飛行機、フェリー、車とあらゆる乗り物を使って移動。無事到着しました!
縫製ライン
中に入ると、流行りの音楽が流れる広々とした空間に、複数の縫製ラインがあります。
縫製ラインには、タカギ先代社長の名前が「あやめ」だったことから、アジサイ、コスモス、サツキ、カトレアなど、花の名前が付いてます。
検反機
ここで、生地にキズや穴、汚れがないか検査します。
延反機、自動裁断機
延反機で生地を広げて粗裁ちし、自動裁断機(CAM)で製品の各パーツごとに裁断します。一気にパーツができあがる様子は圧巻ですね!
バンドナイフ
パーツによってはバンドナイフという機械を使って手動で裁断します。まさに熟練の技!ずーっと見てしまいます…。
縫製工程
ボディヒンツの商品は、立ちミシンのラインで生産されています。
TSS(トヨタソーイングシステム)とは
3人のオペレーターが複数のミシン(工程)を担当して、自分の担当業務が終わると次のオペレーターに渡していきます。チームワークがとても大事なTSS。「助け合いゾーン」でも阿吽の呼吸で作業していました。
TSSのメリット
Just in Time
数分毎にスピーディーに完成品が仕上がります。また、複数の種類の製品を同時に生産できるため、細かいニーズに対応でき、多品種・小ロットにも対応できます。
不良抑止
ラインの最終工程で検品を行うため、不良品が連続する可能性を防げます。
オペレーターの育成
数種類のミシンを同時に操作するため、多能工(マルチ・スキル)が育成されます。
たくさんのミシンが必要になるため、保全などにお金がかかったり、いろんな種類のミシンを使えるようにならないといけない大変さがありますが、必要な製品を短時間に仕上げることができるメリットの方が大きいです。
製品検査
1枚1枚、裏表丁寧に検査します。長く残ってしまった縫い糸もカットします。
検針機
最後に、金属異物(縫い針等)を検針機に通してチェックして、各物流センターに送ります。
Made in JAPANのモノづくり
衣料品は、やっぱりまだまだ、ハンドメイドです。だからこそ、作業員のスキルと意識が製品の品質に影響します。
時間をかけて丁寧に…。使ってくれる人のことを想像してつくる…。
わたしたちが絶対忘れてはいけない大切な想いを、改めて感じることができました。
タカギクラフトリエで丁寧につくられた下着インナー
自社工場をフル活用し、下着メーカー直販だから実現できる、お求めやすい価格でご提供しています。
やさしさに包まれる…ふわっふわ綿100%エアリーガーゼシリーズ
冷えとり温活!シルク100%フライス編みシリーズ
しっとり保湿…米ぬか美肌シリーズ
コメント
こんにちは、下着など作って頂きたいですが、可能でしょうか?
馬込さま
コメントありがとうございます。
下着の生産につきまして、下記タカギHPへお問い合わせいただけますと幸いです。
https://takagi-innerwear.jp/contact
お手数おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。