不快なデリケートゾーン（陰部）のかゆみ。人にも相談しづらく困っている方も多いのではないでしょうか。
「ガマンできるし…」「そのうち治るだろう…」と、そのままにしていませんか？
デリケートゾーン（陰部）のかゆみは、ショーツのムレや肌の乾燥で起こることが多い症状ですが、中には知らず知らずに大切な人に移してしまう感染症や強くかきむしって悪化させてしまうこともあるため、注意が必要です。
今回は、そんなデリケートゾーン（陰部）のかゆみについて、詳しく解説していきます。ぜひ参考になさってください。
デリケートゾーン（陰部）のかゆみが起こる原因とは？
デリケートゾーン（陰部）のかゆみの原因は、主に「感染症」と「かぶれ」の2つがあります。
感染症によるかゆみ
「感染症」は、性的な接触によって感染する性感染症（STD）や寝不足や免疫力の低下によって起こる膣炎（細菌・カンジダ）など、様々なものがあります。
デリケートゾーンの粘膜になっている部位は、感染症を引き起こす細菌・ウイルス・カビ（真菌）が入り込みやすくなっています。また菌のエサになる汚れや汗などの水分をショーツで覆っているため、高温多湿で繁殖もしやすい環境です。
かゆみが続いたり、おりものがいつもと違うなど違和感を感じる時は、病院に行って医師に相談するようにしましょう。
かぶれによるかゆみ
下着を選ぶとき、デザイン重視のかわいいショーツやスタイルをよくみせる補正下着などは、素材の刺激や締め付けで『下着かぶれ』を起こしてしまうことがあります。
また生理時にこまめにナプキンを変えられなかったり、使っているケア用品が肌にあわず、かぶれてしまっているなんてことも！？
下着かぶれは、長期的に続くと黒ズミになってしまったり、強くかきむしって傷になった場所から感染症を発症するリスクもあるため、要注意です！
下着かぶれも感染症と同様、かゆみが続いたり傷になってしまった場合は、一度病院で受診することを検討しましょう。
下着かぶれが起こる3つの原因と対策
デリケートゾーン（陰部）の下着かぶれは、何が原因で起こるのでしょうか？
デリケートゾーン（陰部）は、皮膚が薄く繊細な部位で、肌トラブルが起こりやすい場所です。特にショーツは、肌に直接つけるものなので素材やデザインの影響を受けやすく、生地や商品の特性を知り、自分に合うものを選ぶようにすることが、とても重要です。
下着かぶれがひどくなる前に、ショーツ選びで予防対策をすると効果的です。
ショーツの肌トラブルでよくある原因には、「素材・デザイン」「縫い目・パンツのゴム」「生理用品」の3つがあげられます。
それでは、3つの原因とかゆみ・かぶれが起きにくいショーツの選び方について、詳しくみていきましょう！
原因①：素材・デザイン
デリケートゾーンは、1年をとおして汗をかきやすいうえ、ピッタリとショーツで覆ってしまうため、湿気がこもりやすくなっています。
汗をかきやすい夏場は、通気性の悪いポリエステルなどの化学繊維でできているショーツを長時間はいていると、ムレてかゆみの原因になってしまいがちです。
そして、冬場も防寒対策にタイツや保温性の高いボトムなどを重ねばきしてムレやすくなることに加え、空気が乾燥して肌のバリア機能も低下しやすくなっているため、肌あれしやすい状態になります。
かゆみが起こる原因を減らすには、汗やおりもので湿った状態を長引かせないようにすることがポイント！
ショーツには、通気性・吸湿性・放湿性に優れた『シルク素材』がおすすめです。
シルクは繊維の中に空気をため込み温度調整をしたり、湿気や汗をしっかり吸収して放湿し、天然のエアコンといわれるほど、さらっと快適な環境に整えてくれます。
また人の皮膚と同じタンパク質で構成されていて、常に繊維の中に10％程度の水分を保有し続け、お肌を乾燥から守ってくれる万能な素材です。
汗のムレでかゆくなる方におすすめシルク100%ショーツ
また、締め付けが強いガードルや補正下着をよくはいているという方も注意が必要です。
ガードルや補正下着は、サポート力が強く丈夫なナイロンなどの化学繊維でできているものが多く、ムレやすく菌の絶好の繁殖場所となります。また大きい血管が通っているビキニラインを圧迫してしまい、擦れてかゆみや黒ズミの原因になるだけでなく、血流を妨げ冷えやむくみなど、様々な不調を引き起こす可能性があります。
ビキニラインに黒ズミができている方は、締め付けがなくムレにくい『ふんどしパンツ』を試してみてはいかがでしょうか。
ふんどしパンツは、ショーツが身体に密着しにくく、通気性のよい清潔な環境に整えてくれる優秀アイテム。ゆったりした形状で、ムレによる不快感を予防するのにとても効果的です。
黒ズミや締め付けのお悩みにおすすめの綿100%ふんどしショーツ
原因②：パンツのゴム・縫い目
ショーツのサイズが合っているのに、ビキニラインやウエスト部にかゆみを感じる場合は、ゴムの締め付けが原因かもしれません。
ショーツのゴムは、きつくなっているものや細いゴムが使用されていると、くい込みやすくなってしまいます。そんな不快感があるショーツを長時間はいていると、肌が繰り返し擦れてしまい、かゆみだけでなく痛みを感じてしまうこともあります。
ショーツのゴムにお悩みの方には、脚口とウエスト部にゴムを使っていない折り返し仕様の『超立体ショーツ』がおすすめです。
超立体ショーツは、身体の動きにあわせた特殊な立体パターンで締め付けないのにフィット感バツグン♪不快なずり上がり・くい込みを防止して、擦れ刺激を軽減します。
縫い目を外側にしたり、品質表示タグをなくして転写プリントするなど、長時間つけていても肌に負担をかけないよう工夫されています。
ゴムの締め付けでかゆくなる方におすすめの超立体ショーツ
また敏感肌や乾燥肌の方は、縫い目や品質表示タグが肌にあたってチクチクするという経験をされている方も多いのではないでしょうか。
肌バリアが低下している状態で摩擦が生じると、短時間でもかぶれや炎症が起きてしまうこともあります。
ショーツ選びは、素材だけでなく縫製や仕様もしっかりと確認し、肌の負担になりにくいショーツを選んで、日頃から予防しておくようにしましょう。
お肌が敏感で荒れやすい方は、日本アトピー協会推薦品にも認定されている『綿100％エアリーガーゼ 深ばきショーツ』がおすすめ。
肌あたりにとことんこだわってつくられた「綿100％エアリーガーゼシリーズ」は、縫い目や品質表示タグを外側にしたストレスフリーな商品です。
生地は微細な繊維を使用しているから軽くやわらかでふわっほわ。脇の縫い目をなくした丸編みで、肌へのひっかかりや摩擦がおきにくく、敏感肌の方でも安心して使用していただけます。
縫い目がチクチクする敏感肌の方におすすめ綿100％ガーゼショーツ
原因③：生理用品
生理中に使用するナプキンやサニタリーショーツなどのケア用品が、かゆみの原因になることもあります。
生理のケア用品の多くは、経血モレを防止するため、防水機能のある化学繊維でできています。素材や体質によってはアレルギー反応が起き、経血で湿度が増してかぶれやすくなってしまいます。
量が多い日用（夜用）のサニタリーショーツは、ウエストまでのロング防水シートでしっかりカバーし就寝時も安心な一方、敏感肌の方には負担が大きく、かぶれる原因になりがちです。
しかし、綿混防水布を使用した『綿100% サニタリーショーツ』なら、肌あたりもやさしくデイリーショーツとしてはけるほど、ムレ感が少ない快適なアイテム。
コットン生地のような綿混防水布は、湿気だけを透して経血などの水分のみをしっかりガードするため、ムレにくいのに安心です。
ナプキンの羽根が収納できるウイングマチで、ナプキンをしっかり固定でき、脚の付け根が羽根で擦れることもないため、かゆみを予防するのに効果的です。
経血でかぶれてしまう方におすすめの綿100%サニタリーショーツ
また一般的な使い捨ての紙ナプキンには、経血を凝固させるポリマーやズレを防止する粘着テープの化学成分によって、湿気がこもりムレやすい状態になるといわれています。
生理中は、ホルモンバランスが崩れお肌が敏感になるため、肌荒れも起こりやすくなっています。
そして、仕事などで長時間ナプキンが取り替えられず、経血が固まり不衛生な状態が続いてしまうと、かゆみにつながってしまいます。ナプキンはこまめに取り替え、清潔な環境を整えるよう心がけましょう。
ボディヒンツの布ナプキン『エコナップ®』は、肌への優しさへこだわり、ムレにくく、漏れにくい。まるで呼吸してるような、優しいつけ心地です◎
汚れ落ちがはやく、お手入れも簡単なので、慣れると手放せなくなるほど快適です。紙ナプキンの肌かぶれにお悩みの方は、ぜひお試しください。
紙ナプキンでかぶれてしまう方におすすめの布ナプキン
まとめ
今回は、デリケートゾーンのかゆみについて、ご紹介しました。
ショーツは消耗品だから何でもいい…と思いがちですが、素材・形・機能性など、自分の身体に合ったショーツを選ぶことで、不快なかゆみが解消されるなら、ぜひ試してみたいですね。
自分に最適なショーツをみつけ、下着かぶれのないライフスタイルに変えていきましょう！
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