意外と見落としがちな「お尻の黒ずみ」。
お尻がざらついてきたな…、と思っているうちに気付いたら、黒ずみがひどくなっていたり、色素沈着になっていたり…。
本日は、お尻の黒ずみの原因と簡単ヒップケア方法をご紹介します。
お尻が黒ずんでしまうのはなぜ?
お尻が黒ずんで見えるのは「メラニン」の影響です。
※メラニンとは・・・肌や毛髪、瞳の色を構成する黒色の色素のこと。皮膚にメラニンが多く含まれると肌は黒く見えます。メラニンを含む表皮細胞によってバリア機能を形成し、紫外線による肌へのダメージを未然に防ぐ役割があります。
紫外線を浴びると生成されるメラニンですが、摩擦や圧迫といった刺激を受けることでもメラニンは作られます。
メラニンは、肌を刺激から守るために働き、ターンオーバーがうまく機能していれば体外へ排出されていきます。
しかし、常に摩擦や圧迫が生じているお尻は、メラニンの生成が活発で、黒ずみや色素沈着が起こりやすくなってしまうのです。
お尻の黒ずみの具体的な原因とは?
おしりがザラついたり、黒ずんでしまう原因は大きく3つあります。
1つ目は、下着(ショーツ)の摩擦
締め付けのきつい下着や、サイズの合っていないショーツ、脚口のゴムがお肌に食い込んでしまったり、ヒップのサイズに合っていない下着を着用し続けていると、肌との摩擦が多くなり、その結果お尻の黒ずみの原因になってしまいます。
また、タイトなパンツばかり履く方も、お尻との摩擦が多くなるため、注意が必要です。
2つ目は、座ったときの圧迫
長時間のデスクワークなど、座りっぱなしの方は要注意!
自分の体重でお尻が圧迫され続けると、血流が滞ってしまい、お肌のターンオーバーが遅くなり、お尻の黒ずみの原因になります。
3つ目は、お肌の乾燥
お尻は、実は身体の中でも乾燥しやすくデリケートなパーツです。
お風呂上がりに乾燥しがちな、顔や腕や脚の保湿はするけど、お尻は忘れてしまいがち…。
お尻の黒ずみをなくす方法
まずは「摩擦対策」
下着の摩擦を軽減するためには、自分の身体に合った下着を選びましょう。
ゆとりのあるものや、ストレッチ性(伸縮性)が高いものを選ぶと、より摩擦を軽減できます。
また、下着の素材も、肌に負担をかけないやさしい肌触りのものや、肌と相性の良い素材のものに変えると、毎日の下着で簡単に黒ずみケアできます。
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次は「圧迫対策」
お仕事柄、長時間座りっぱなしの方は、お尻を守るために、クッションや座布団を椅子に敷いてみましょう。
少しでもお尻への負担を軽減するために、なるべく分厚いものがおすすめです。
また、こまめに立ち上がって動くだけでも、臀部の血流が良くなり、お尻の黒ずみ対策になります。
お尻の圧迫を軽減する綿100%ガーゼの下着(ボトム)
最後に「乾燥対策」
顔のスキンケアと同様に、お尻もきちんと保湿しましょう。
特に、お風呂上がりの皮膚は乾燥状態なので、入浴後はボディクリームやボディオイルなどをお尻にもしっかりと塗り込み、丁寧な保湿を心がけましょう。
また、既にお尻のザラつき、古い角質が気になる方は、ボディ用スクラブやお尻専用ソープなどで、不要な角質をやさしく取り除いてから保湿しましょう。
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まとめ
今回は、意外と気になるお尻の黒ずみの原因に合わせたヒップケア方法をご紹介しました。
お尻の黒ずみ対策として、毎日はく下着を変えるだけで、お尻だけでなく、脚の付け根(そけい部)やデリケートゾーンのケアもできて、一石三鳥?!
ライフスタイルに合わせて、できることから実践して、美尻をキープしましょう!
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