今月のおすすめ

6月すべさらシルク

全国各地で、例年より早めに「夏日・真夏日」になる日が増えています。
もう夏がやってきた！と思っている方も、忘れちゃいけない日本の「梅雨」。
亜熱帯気候かと思うほど、ジメジメ蒸し暑い季節がやってきます…。

先月は、季節の変わりめにコットン（綿）素材のインナーをおすすめしましたが、本格的に汗をかく季節には、シルク（絹）のインナーに変える方が多いんです。
今月は、万能コットン素材も超える？天然繊維の王様・シルク素材をピックアップします。

シルクが下着肌着として最適な天然繊維に選ばれる理由

シルクは、蚕（かいこ）の繭（まゆ）から作られた繊維です。
蚕は、幼虫から成虫になる時に繭を作り、その中で過ごします。
繭は、蚕を守る殻の存在で、繭の中は乾燥し過ぎず、多湿にならず、適温を保ち、太陽の紫外線や外敵から守るようになっています。

その繭の特性が、そのまま繊維の特徴になります。

・吸湿性、保湿性、放湿性に優れている（綿と比べて、吸湿性は約1.3～1.5倍、放湿性は約1.5倍）
夏は、汗をしっかり吸水して肌の状態に合わせて保湿、放湿してくれます。乾燥しやすい冬は、快適な肌の湿度を保つことができるので、1年を通して着心地よく、快適な肌環境に整えてくれます。

・紫外線（UV）カット効果
繭の中の蚕には紫外線を浴びないように守る機能があるため、シルクの紫外線カット率は90％前後と高い数値が報告されています。（直射日光にあたり続けると、生地の黄変の原因になりますので、洗濯の際は陰干しをおすすめしています）

・冷えとり効果
シルクの繊維の中には、沢山の空気を含む気泡があり、断熱効果も備わっていることから、冷えとり（温活）にもおすすめです。

・美肌効果
人間の皮膚と同じタンパク質（18種類のアミノ酸）から構成されているシルクは、第二の肌と言われるくらい人間の肌ととても相性がいいです。
肌を清潔に保ち、細菌の繁殖を抑えるるため、皮膚細胞の活性化を促進し、美肌効果も期待されています。

・静電気を抑制
天然繊維のシルクは、化繊のように静電気が起こることもなく、乾燥肌や敏感肌の方も安心して着用できます。（一緒に着る洋服の素材によっては静電気が発生する場合があります）

つらつら書きましたが、シルクに興味がある方なら、シルクのメリットはご存知かと思います。
化繊下着をやめて、シルク下着に変えたいけど、一歩踏み出せない…。
その理由として、シルク＝高価で扱いにくいというイメージがありませんか？
シルクは摩擦に弱いため、洗濯に気をつかわないといけません。専門店の高いシルク製品を買っても、洗い方を間違えるとすぐ着れなくなってしまいます。

そんな不安を解消するのが、メーカー直販でお求めやすい、ボディヒンツオリジナルのシルクシリーズです。
ほどよい厚みのあるシルク生地は、すべておうちで洗濯可能です。（洗濯機の場合は弱水流や押し洗い・手洗いモードでネット必須）
毎日気軽に着用でき、お手入れ簡単なので、シルクデビューに最適で、リピーターも多いんです。

シルク天竺シリーズ

ボディヒンツオープン当初から取り扱っている、コスパの良いシルクシリーズです。伸縮性が少ない生地に合わせた、ややゆったりめのパターンで、サラっとカジュアルな着用感です。少し気分を上げたいときに、オシャレなリブタイプのショーツとブラも人気です。

シルクフライスシリーズ

日本製で、ほどよいフィット感のフライス編みと、見えても気にならない杢カラーがオシャレなシルクシリーズです。わきに縫い目がないシームレスタイプなので、敏感肌の方にも人気です。肌に当たらないポリウレタン糸（2％）で、腹巻やボトムなどフィット性を高めたベアフライスタイプもおすすめです。

無縫製シルクのナイトケアシリーズ

日々の暮らしの中で、寝ている間もシルクのやさしさを感じてほしいという想いから、昨年より企画していた「シルクのナイトケアシリーズ」がついに完成しました！毎日のおやすみタイムに、喉や手指の乾燥対策にシルクを取り入れてみませんか？無縫製で仕上げているため、縫い目のゴロつきがなくストレスフリーで眠りを妨げません。

こんなご時世なので、不織布マスクで肌荒れを起こしてしまった方や、消毒液で手が荒れてしまった方のケアにも◎また、外出時の飛沫防止対策、接触感染対策としてもおすすめです。